ヌートリアを「捕獲・駆除」すると補助金・報奨金がもらえるの?

ヌートリア画像

 

ヌートリアは、南アメリカ原産で、過去毛皮を取るために、

移入したもので、その影響で北アメリカ、ヨーロッパ、

日本に定着しているようだ。

 

ヌートリアはカピパラによく似ています。

 

日本では四国、中国で多く見られ、特定外来生物として指定され、

ヌートリアを捕獲すると補助金が出る自治体もあるようです。

 

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ヌートリアの体格

 

ヌートリアは体長60センチ位で、

カピパラに比べると半分くらいの大きさです。

 

ヌートリアを真横から見ると四角に見えんるんですね。

 

体長は、50〜70センチで結構大きな体で、長い白色のヒゲを持っています。

 

このヌートリア、可愛い感じなのですが、爪は結構鋭くて、指の間に水かきもついているんです。

 

しかもネズミですから歯も鋭い(円筒状)のですが、出ている歯を見ると半端ない大きさです。

 

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繁殖力

 

繁殖力も優れていて、年に数回出産。

約130日間の妊娠期間で子供が生まれてくるそうです。

一回に子供が生まれる数は、5〜6頭 時には8頭ほど産むとか。

 

生息地は、川に沿った土手などに横穴を掘って巣としているようで、水かきがついているので泳ぐことは得意です。

危険が迫った時には潜水して身を隠すこともできるようです。

 

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主な活動時期

 

主に活動的になるのは季節が暖かい時で、

冬場は冬眠をしながら活動し、活動的にはかなり鈍くなっている。

 

被害及び定着

 

日本で軍事衣服用の需要が発生した為、飼育が始り量産体制になった。

 

相当な数のヌートリアを輸入していた様です。

 

そのようなことから、日本で定着し、

それがそのまま、野生化し害獣として認知され始めた。

 

農作物の被害も深刻で、

農水省によると約1億円の被害も報告されている。

 

主に、お米の被害が深刻のようで、

お米がまだ柔らかい時期に、食べてしまう。

 

他には、野菜類、ブロッコリー、人参、大根、スイカ、メロンなどよく食べるようだ。

 

すみにおけない存在になってしまったようだ。

 

補助金・報奨金はいくら位なの?

 

このような背景から、各自治体がお金をだし、

たくさんの人によって、駆除をさせる為に補助金が出された模様だ。

 

大体1000~3000円の補助金が設定されているらしく、

これに興味を持つ人も少なくない。※自治体に要確認

 

アメリカでも、深刻な農作物の被害も報告されており、

駆除が本格化しているようだ。

 

害獣駆除するには、ほとんどの自治体で許可申請の書類を提出しなければならないようです。

 

これも、人間のエゴで始まったことですが、

毛皮を取るために、飼育しそれがその後、

人間に害を出しているとは、何とも皮肉な事ではないだろうか?

 

まとめ

 

私は、ずっとカピパラと思っていました。

 

本当に似ていますよね。

 

ただ、大きさが全然違います。

 

ヌートリアを画像でしか見ていなかったので、

大きさの実感がなかったんです。

 

カピパラは全長1メートルを超えますが、

ヌートリアは、60センチ位ですから、

半分くらいの大きさです。

 

60センチと言っても、小さい訳ではないですね。

むしろ、ヌートリアが、街中で見かけたら、

大きいなと思うのではないでしょうか?

 

以前、動物園に行った時に、

温泉に入っているカピパラを見てかわいいなーと。

 

カピパラは、動きが鈍く、のそのそと歩く感じです。

 

のろまなカピパラですから、直ぐに捕獲出来るのに、

なぜ、捕獲しにくいのか、不思議に思っていました。

 

 

以前、TVでヌートリア捕獲の番組が有っていましたが、

ヌートリアは意外にも、どう猛な性格をしていると感じました。

 

そして、物凄くすばしこいのです。

 

走るのも早いです。

 

これは、中々捕まらないだろうなーと感じました。

 

それ相応の、捕獲機器や罠が必要になってくるだろうなと思います。

 

TVでは、ヌートリアがよく通る、側溝の通り道に罠を仕掛け、

罠の奥に餌を仕掛けて、ヌートリアが餌を触ると罠が閉まる仕組みです。

 

見事、ヌートリアが捕獲されていましたが、

人間に向けて牙を向けて、捕獲器の中で大暴れしていました。

 

牙が、大きくて鋭く、あれで噛まれたら、ひとたまりも有りません。

 

あれは、危険です。

 

もし、捕獲を考えてる方は、最新の注意を払って、

チャレンジをして下さい。

 

ヌートリアの生態に詳しい、専門家などに相談して、

捕獲の仕方や注意点を聞いてから、

万全の捕獲計画を立てて下さい。

 

TVの捕獲業者も手こずっていた様に見えました。

 

農作物に深刻な被害が出ている以上、駆除の対象になってしまったヌートリア。

 

人間が、毛皮を利用する為に輸入され、大量に乱獲されたヌートリアですが。

 

ここに来て、人間に復習している形なっています。

 

ヌートリアの大反撃と言ったところでしょうか。

 

世界的に、ヌートリアの駆除が進むと、

ヌートリアの数が激減し、保護の対象となり、

真反対の活動が行われるでしょうか?

 

やはり、動物から見ると人間はこの惑星の頂点に立つ生き物ですね。

 

ヌートリアも人間に反撃したものの、やはり人間には敵わないのでしょうか?

 

写真で見る限りでは可愛いネズミさんですね。

 

ここまで、読んでくださり有難うございました。

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