犬のダイエット方法注意すべき3項目(食事量・運動・栄養バランス)が大切!

太ったゴールデン

最近は、グラマーな犬をよく見かけます。

反対に、デブ子ちゃんは愛嬌があって愛らしく頼もしくもあります。

しっかりと、食事や運動など管理されている飼い主さんが増えたのだと思います。

ドッグフードもバランスの取れた、良い商品が沢山メーカーから出ていますね。

人間社会でも太っていると出世にも響くと言いますから、どうしても考えてしまいます。

反面、人間社会でもそんな風潮はどこ吹く風っと言わんばかりに気にしていない人もいます。

太っている事は、自由で美しい!と言う人さえ、います。

本当に、千差万別です。

しかし、健康的で長寿命かと言うと、そうではありません。

犬の世界でも、やはり体重は寿命を縮めるとはっきりしている様です。

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太りやすい犬種

太りやすい犬種は、以下

太りやすい犬種7選

  • ダックスフンド
  • チワワ
  • ビーグル
  • パグ
  • バセット・ハウンド
  • ゴールデンレトリバー
  • ラブラドールレトリーバー

私もビーグルを飼ったことがあるのですが、食欲が半端ないのです。

可愛いのでせがまれるとついつい、いかんと思いながら、与えていましたが、あっという間に太ってしまいました。

それからは、自分に厳しくして、おやつを与える量を制限して行きました。

物凄く、頂戴頂戴が激しかったのですが、泣く泣く我慢した結果、少しづつ、痩せて行きました。

太りやすい犬種だけに、ちょっと気をぬくと直ぐに太ります。

ビーグル犬を飼っている方は、要注意ですね。

太りやすい犬は、上記以外にも結構います。

検索すると結構出てきますので、ご自分の犬が太りやすい犬種の場合は、要注意です。

もし、太りやすい犬種ならば動物病院に行って、先生からアドバイスを受けると良いと思います。

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食事量・食事制限(カロリー)

とは言っても、病院に行くのは診療費が掛かってしまいます。

目安を掲載しますので、参考にして頂ければ幸いです。

安静時エネルギー必要量(RER)=70×(適正体重kg)の0.75乗

詳しくはこちら↓ 記事の中ほどに計算の仕方を掲載しています。

老犬の食事は手作りが一番の要。おすすめのご飯・食材紹介。1日の必須カロリー算出。

2017-06-19

この計算方法は一般的な計算方法ですので、精度を高めようとすると、

  • 虚勢をしているかしていないか
  • 老犬なのか若いワンコなのか
  • 肥満傾向にあるか

など、様々な状態を把握しないといけません。

あなたのワンコの状態に近い係数を適用して、計算すると、ある程度正確な必要カロリーが算出できます。

是非、計算してみて下さい。

ダイエットに効果的です。

但し、カロリーのみに着目しても不健康なダイエット方法になりますので、もう1つ重要な項目が有ります。

それが、栄養バランスです。

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栄養バランスって?

これもまた、老犬か若いワンコかなど頭に入れて考えなけれなりません。

人間も大変ですが、ワンコも大変です。

現在のドックフードは、犬種別の栄養バランスを考えたフードが有ります。

また、年齢によっても食べさせる栄養バランスを変更した方が良いです。

信用の置ける、ドッグフードは値が張りますが、
ワンコにとってより良く考えられて作られている為、
安心して手間なくワンコに与えられます。

犬の必要な栄養素は

  1. 炭水化物
  2. ミネラル
  3. ビタミン
  4. 脂質

が必須栄養素です。

この組み合わせを、老犬・成犬・幼犬用にバランス配合を決めて、与えることで理想的なフードを作ることが出来ます。

個人で詳しい人ならば出来ますが、難しいので最初から考えられた、ドッグフードを与えた方が良い事もあります。

手作りご飯に、栄養バランスのとれた、ドッグフード半分混ぜて使うと良いかも知れません。

1歳までの子犬は成長に必要なエネルギー・活動に必要なエネルギーを、多く入れなければなりません。

高エネルギー・高栄養となります。

7歳からのシニア犬は、エネルギーの取りすぎに注意しないといけません。

脂質を減らして、ビタミン・タンパク質などを多めに与えると言う事になります。

カロリーが高い脂質は、犬の新陳代謝がシニアになると低くなる為、脂質で取りすぎたエネルギーは脂肪を増やす事になり肥満になります。

シニア犬には、免疫力を高めるビタミン類や筋肉の維持に欠かせない、タンパク質を取る必要があります。

ダイエットフード

ダイエットフードの定義は、タンパク質と栄養バランス、脂質を少なくするという事。

要は高エネルギーの食べ物を与えないと言う事です。

簡単に言えば、エネルギーの高い脂質を抑えて、
一日の摂取カロリーを年齢・体重に合わせて与えると言う事になります。

人間と同じで、運動をして基礎代謝を高め、筋肉をつける事で、カロリー消費量を増やし無駄なエネルギーを脂肪に変えないと言う事が大切になります。

手作りのご飯を作るのが一番良いですが、人間が食べる物とは別物で考えなければならないので、犬が食べてはいけない物を熟知する必要が有ります。

もし、闇雲に与えていた場合、犬にとって猛毒になる食べ物も有りますので、注意が必要です。

人間用のベーコンやサラミなどワンコが食べて良さそうですが、塩分や添加物が多いので、犬には害が有りますので注意が必要です。

人間が食べて体に良いものは、必ずしも犬にも良いとは限りません。

犬に与えると害が出る野菜 例

  • ナス
  • にら
  • ジャガイモの芽
  • ゴボウ
  • アボガド
  • ぎんなん
  • 山菜
  • ニンニク
  • しょうが
  • 玉ねぎ
  • ねぎ類

その他、食べていけない食材がたくさん有ります。

注意しましょう。

運動散歩

散歩は犬に必須の運動と言えます。

犬は元々猟犬の目的で作られた犬も多く、運動エネルギーを必要とします。

室内犬でも猟犬の目的で作られたダックスフンドは有名です。

毎日必要な運動量を確保しないと、肥満になりがちですので、毎日の散歩は必須です。

毎日、散歩にいけない方は、運動グッズなどを入手して、運動不足の解消を行いましょう。

こんなグッズが便利です。↓

ifetch mini

「ifetchとifetch frenzy mini」犬の運動不足とストレス解消!見てるだけのらくらくグッズ

2017-06-23

小型犬で30分位
大型犬で60分位の散歩時間必要です。

会社勤で、ワンコを飼っている方は毎日出来るかというと、なかなか難しいと思います。

グッズを利用して、運動不足解消を行って上げましょう。

1日の必要なカロリーは犬種・体重・年齢によって違います。

便利な必要カロリー計算が簡単に出来るサイトが有りますので使ってみてください。

こちら↓

イヌのカロリー計算

ダイエットのツボ

湧泉というツボが効果的のようです。

後ろ足の肉球と皮膚の境目のところにあるのですが、
言葉だけでは難しいですね。

肉球

ここです。

ここを、散歩後や運動後に1分位モミモミしましょう。

肉球を触れると嫌なワンちゃんが居ますので、慣れるまで寝ている時にモミモミするなどしましょう。

こんなワンコがいました。

いつも通っている所で、劇太りしている犬を遠目で見かけていたんですが、どうも、ビーグル犬の様でした。

それが、本当にえ!と言うほど太っているんです。

例えて言うなら、ボンレスハムに足と顔と尻尾が申し訳なそうに付いていて、顔にもお肉が付き過ぎてブルドッグの様なしわが重なり、凄い事になっています。

物凄く目立つのです。

しかも、物凄くスローでヨタヨタと散歩しているんです。

飼い主は、60代のおじさんで決まった時間にお散歩させているんです。

ある時に、私が車で何時もの道を通っていると、すぐ横を、例のワンコが近づいて来るではないですか!

瞬間、車を止めてワンコに会いに行きました。

すると快く飼い主さんが話しかけてくれました。

詳しく話を聞いてみようと、先ず犬種を聞いてみました。

ビーグルによく似たバセットハウンドと言うワンコがいます。

バセットハウンド

画像:バセットハウンド

画像:ビーグル犬

ビーグル

画像みられましたか!

良く似ていると思いませんか!

良く見ると違いますが、例の散歩のワンコもいつも遠目でみていたので、どっちか見分けが実はつかなかったのです。

その事も聞いてみたかったのです。

で、聞いてみますとビーグルだったのです。

すかさず、このワンちゃん凄く体格が良いですねっと聞いてみた所、そうなんですこの犬は、いつもお腹減ったと言うものでついつい、甘いものや食べ物を甘やかしてせがまれると与えていたそうです。

それが激太りの原因になってしまったと言っておられました。

しかも、糖尿病になってしまい近くの動物病院へダイエットがてら、いつも決まった時間に病院に行っていますとの事。

ビーグルは平均体重10キロと言われていますが、見た目では、30キロ位ありそうです。

本当に痛々しいほど、太っています。

病院の先生と相談しながら、運動も含めて通院しているとの事でした。

最後に

犬のダイエットは、ある意味簡単に出来ます。

ダイエット用のドッグフードを購入して、1日のカロリーを計算し、その量を確実に守って与える。

更に適度な運動をさせるという事です。

また、絶対に間食をさせないという、飼い主の強い意思が必要です。

おやつを与える時は、1日のカロリーを出した範囲内で与える事です。

おやつを与えたら、そのおやつのカロリー分を、メインの食事から引かなくてはならないのです。

飼い主の甘えや、ついついせがまれるので、おやつを上げてしまったなど経験がある事と思います。

これが、日常的に続くとワンコは肥満で太ってしまいます。

動物病院で相談し、目安のカロリーを聞いてダイエットフードを紹介して貰って、確実に1日のカロリー摂取を守る事が大事です。

この場合は、相談料が掛かります。

これが、嫌だよという方は、有名どころのドッグフードが良いかと思います。

犬種別や年齢別のドッグフードが見つかると思いますので、自分で1日当たりのカロリー計算してワンコに与えましょう。

私の場合

私が、飼っていたビーグルはとにかく食欲旺盛で、
半端では有りませんでした。

私が、お菓子を食べていると直ぐにやって来て、
私をガン見しています。

その、眼力たるや凄いです。

それを、必死に受け流した後、知らんぷりをしていると、
今度は、前足を交互に早く上下に動かし、ガチャガチャガチャと音を立てて、早くくれ、どうしてもそれが欲しいーと今度は体で表現して来ます。

それをも、無視していると今度はわんわんと吠えて今までの全てを使って、欲しいと行って来ます。

それが、あまりに可哀想で負けて、おやつをやっていましたが、気づいたら1ヶ月で2キロも太ってしまいました。

ちょっとやり過ぎです。

それから、いくら欲しいジェスチャーをして来ても、
完全無視を決め込んで、おやつをやらないようして、
散歩もほぼ毎日する事で、少しずつ痩せて来ました。

飼い主も辛いです。

時には、食事も1日1回の日も決めてダイエットをしていました。

その甲斐もあり、3ヶ月もすると痩せましたね。

その当時は、栄養バランスは分からず、とにかくカロリーを減らす事と、運動をする事を柱としていた為、ワンコはきつかったと思います。

今なら、絶対しませんけど。

今は、ダイエット用の栄養・カロリー・ビタミンを考えた素晴らしいドッグフードが有ります。

その当時、それが有ったらとつくづく思います。

今のワンコは幸せですね。

ここまで、読んで下さり有難う御座います。

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