犬の里親募集(譲渡会)に関して注意する事

サークルの犬

 

現在、犬の里親の募集は、インターネットに溢れています。

ペットショップで、子犬から購入しようとすると、

結構高いですよね。

 

里親募集の犬達を見ると、金額は余り掛かりません。

 

一昔前から、考えるとペットショップで購入しようとすると、

え!っと思うほどの金額になっています。

 

ペットを飼いたい、欲しいと言う思いはよく分かります。

 

ペットを買うのに、金額だけで決めてしまうのは、

頂けないですね。

 

[スポンサーリンク]

動物愛護センター

 

動物愛護センターにいる犬達を、可哀想・助けたいと言う思いで、

里親になりたいと言う方もいらっしゃいます。

 

ご存知の方も多いと思いますが、犬の里親になると言うことは、

ある意味「覚悟」が必要何です。

 

それは、犬に対して本当に愛情が持てるか、と言う事が重要になって来ます。

 

動物愛護センターに寄せられている犬達は、いわば人間から裏切られて来た、

犬達です。

 

人間に対しての恐怖心や怒り、悲しみなどの感情が渦巻いています。

 

動物愛護センターの職員の方も、犬を殺処分にしたくないでしょうから、

その犬の悪い癖や先天性の疾患などを言わずに、表面だけの見える部分だけで、

良い面しか言わずに、譲渡する場合も有ります。

 

職員さんの考え方にもよると思いますが、

譲渡した後に、発覚し痛い思いもしたなどの事も聞きます。

 

その為、里親のボランティアさん達が、犬を動物愛護センターや、

捨て犬などを引き取り、人間に対する信用を取り戻してから、

里親募集に出す努力をされています。

 

[スポンサーリンク]

里親募集で探す

 

里親募集に出向いた方は、ご存知だと思いますが、

まず、犬が飼える環境や経済状態、人物の性質などを

事細くヒアリングしている所がほとんどです。

 

この事が、里親になりたくても慣れない様になってしまうのです。

 

細かい、里親のグループでは、

実際に犬を飼って行けるかの経済状況を確認する為、

所得証明等を提示する必要があったりします。

 

流石に、ここまでのガチガチの審査状況では、

里親側も、個人情報の取りすぎでドン引きしてしまう人もいます。

厳しいヒアリング

私も、以前里親になろうと、ある譲渡会に行きましたが、

経済状態、家族環境、家族の構成、家族の性格や、

その上、実際に自宅を見学すると言われた時には、

ドン引きして帰るしか無かったのです。

里親のグループにもよると思いますが、

余りにも厳しい審査ですと、犬達を助ける事が実質出来ないのでは?

っと思ってしまいます。

 

この様な審査の後、犬との相性を見る為、トライアル期間を設けて、

一定期間、犬を貸し出す感じなります。

 

無事、何事もなければ、正式に譲渡をする契約を行い、

晴れて、飼い主となるのです。

 

里親を送り出す側は、その後もフォローして、

送り出した犬が、無事に幸せに暮らしているか、

経過を見る様にしています。

 

それだけの厳しいルールを課しているのは、

過酷な心理状態を経て来た犬達を、

もう、二度と、その様な境遇に置かせない心理が働いているからです。

 

ですから、冒頭にご説明した様に「覚悟」が必要と言って言います。

 

里親になった方は、ご存知だと思いますが、

里親募集で手に入れた犬は、性格にもよりますが、

中々言うことを聞いてくれません。

 

警戒心が強い性格の犬もいて、

信頼を得るまでに、一定の時間と努力が必要となります。

 

安易な気持ちが少しでもあれば、飼育に挫折感を覚えるかも知れません。

 

[スポンサーリンク]

里親になった苦悩

 

事実、里親になった悩みを見て見ると、

懸念される事

  1. 夜泣きをする。
  2. 留守番で吠え続ける。
  3. 噛み付いたり、怖がっていたり
  4. 引きこもり。

新しく飼い主になった方は、

ああ、こんなじゃなかったと後悔をする人も多いです。

 

反対に、里親になって本当に良かったと、

心底思っている飼い主もいらっしゃいます。

 

それは、達成感にも似た感情だと思いますが、

不憫な犬の信頼関係や絆が築かれ、

本当に満足いく関係ができた時に、

感じる感情です。

 

下手をすると、妻や夫よりも感情が、触れる事になるのではないかと、

思います。

 

中途半端な感情で、里親になろうとすると、

犬も飼い主も悲惨な事になってしまうので、

くれぐれも、一時の感情で犬を引き取るのは遠慮して頂きたいと思います。

 

まとめ

 

里親でペットを飼おうと思っている方は、

少しハードルが高い様に思います。

 

ハードルが高い理由は、

心に、傷を持ったワンコを飼うと言う事ですから、

ワンコの生態に詳しくないと、難しいと思います。

 

一度、ワンコを飼った事があるとか、飼育した経験がないと、

難しいと言う事です。

 

自信が無いと思ったら、やはりペットショップで、

子犬から飼う事をお勧めします。

 

里親の子犬も、稀にいる様ですが、

譲渡会などで、子犬は滅多に見た事がありません。

直ぐに、引き取られて表に出てこないからです。

 

稀にいたとしても、表に出てくる子犬は、

先天性の奇形や何らかの疾患を持った、

ワンコが最後に余るからです。

 

ちゃんとしたペットショップは、健康面は大丈夫ですし、

疾患を持った子は、厳重にチェックされていて、

しかも管理がきちっとしています。

 

犬を飼うのが初めての方は、この様な点から、

ペットショップで高額のお金を払って、

飼う意味があると思います。

 

気軽に、里親になろうとすると、

こんなはずじゃなかったとなる事が多いです。

 

成犬の個体は、中々難しいと思って間違い無いと思います。

 

里親の団体は、ワンコをケアした後に、譲渡会などで渡しているので、

飼いやすいですが、どんな問題が隠れているかはわからないのです。

 

里親になるか、ペットショップで買うかは、

あなた次第ですが、良く考えてから、

飼う決断をしていきましょう。

 

ペットショップでも、

稀に、分離不安症になっている、ワンコがいます。

生まれて間もなく、親から引き離されたワンコです。

 

この様な子は、やはり留守番時に延々と吠え続けたり、

ソファーなどをボロボロにしたりします。

 

この様な子を飼ってしまったら、分離不安症の治療をしなければなりません。

完治することは難しいので、極力それを抑えるしつけや訓練が必要です。

 

過去記事↓

子犬の育て方は生後3ヶ月迄が重要!「しつけや噛み癖、散歩」などについて

2017-05-16

 

こんな感じなんです。

 

ペットショップで飼っても、

この様な事が起こり得ると言う事です。

 

ここまで、読んで下さり有難うございました。

[スポンサーリンク]