犬の熱中症(震え・よだれ・食欲減退)の症状には要注意!

画像出典:https://www.photo-ac.com/

最近、巷のお散歩させている人を見て、笑えたんですが、
ワンちゃんが信号待ちをしていて、横断歩道を渡ろうとしないんですね。

足を踏ん張って「絶対行かない拒否!」動かないんです。

飼い主がリードでかなり引っ張っていて、ワンちゃんは首が取れんばかりの攻防です。

もの凄くイヤ〜って感じです。

良くある光景ですが、今まではビルの日陰を歩いていたようで、
その横断歩道から、強烈で容赦ない太陽の光がギラギラと照りつけているのです。

人間は靴を履いていますので、地面の熱さはあまり感じません。

ちなみに、日が当たっている、アスファルトやコンクリートを、
手で触って見てください。

火傷するほどに熱くないですか?

ワンちゃんは裸足で、その熱い地面を歩きます。

熱すぎて、人間も無理だと思います。

そのワンちゃんがその理由でイヤだったかはわかりませんが、
私は歩きたくないのだと思います。

 

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暑い季節は犬の気持ちを考えましょう。

 

人間は、エアコンやアイスなどを食べて、
暑さを自分の意思で回避できますが、
ワンちゃんは、飼い主頼りなので自分の意思で、
暑さを回避する術を持っていません。

本当に不自由なんですね。

そこで、飼い主はワンちゃんの気持ちを察する、
飼い主としての気持ちを待ったほうが良いです。

これを気に留めずに散歩に行ったりすると、
熱中症にかかる確率がぐんと跳ね上がります。

犬の気持ちになって考えて見られたら良いと思います。

 

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熱中症になる危険気温と湿度

 

屋内で犬の適正設定温度は、26度以下湿度50%以下です。

湿度が60%を越えると、温度を低く設定しないと良くないです。

湿度60%越えで、設定温度は23度位が目安になります。

獣医師さんもこの温度設定が一応の目安と言っています。

これで、ワンちゃんは快適に過ごせます。

人間にとっては、少し寒いと感じるかもしれません。

飼い主が、少し厚着や長袖を着るなどして対策しましょう。

外の気温が25度以上で快晴になると、直射日光も当たりますので、
散歩日和とは言えません。

アスファルトも焼けて、肉球が火傷することもあります。

散歩は控えたほうが良さそうです。

 

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犬の熱中症の症状

 

こんな症状があったら、即病院です。

1.過呼吸になっていて、一点を見つめていたり、体が動かない

2.ハアハア言っていて、舌の色が違う。

3.白い泡を吹いて、失禁していた場合。

4.嘔吐や下痢の跡があったりした場合。

かなり、危険な状態ですから、病院に言って下さいね。

応急措置

とにかく、体全体を冷やすことが一番です。

水風呂に入れたり、水をかけたりして冷やす。

エアコンの効いている部屋に移すなどします。

外飼いしている方は、
子供用のプールに水を入れて用意しておくなども有効です。

犬小屋も直接日が当たる場合は、日陰に移動するなどすると良いです。

犬小屋は直接日が当たると、猛烈に屋根が焼けます。

キャンプで使うような、
タープを犬小屋の上に設置するのも良い方法です。

 

車の後部座席は地獄

 

外出でワンちゃんを連れ出して、
後部座席付近に、クレートなどに入れて載せる事が多いと思いますが、
車は前席よりも温度がかなり高くなります。

ワンちゃんが一緒に乗っているとき時は、
車のエアコンをかなり低めに設定しておかないと、
熱中症になる確率が高いです。

エンジンを止めて、犬を乗せたまま、
ちょっと車を離れるなど論外です。

 

まとめ

 

暑い季節は、犬とって地獄です。

暑さ対策をしっかりしていきましょう。

以前飼っていたワンちゃんは、一戸建ての玄関付近に、
お気に入りの場所がありましたが、
外出する時に、夏場エアコンを切って外出し、
留守番をさせていました。

玄関は涼しく、このまま大丈夫かなと思い、
外出から帰ってきたら、ぐったりしていたので、
慌てて、エアコンを入れ、水を与えました。

様子を見ていたら、元気になったので良かったのですが、
もう少し、気温が上がっていたら、
悲惨な事になっていた可能性が有ります。

夏場は、本当に気をつけていた方が良いと思います。

 

ここまで、読んで下さりありがとうございました。

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