飼い犬が人を噛んだ・噛まれたら?適用できる保険はあるの。

怒る犬
出典:pixabay

噛みつき事故は年間数千件にも及びます、
飼い犬が人に噛み付く事故が多発しています。

あなたのワンちゃんは大丈夫でしょうか?

あなたのワンちゃんが、まさか人に噛み付くなんて、
考えたこともないと思います。

犬は、気分が突然変わる事があります。

たまたま気分が悪いのか、それとも、
何かいけ好かない事がある時に、
う〜っといって、近づけない時がありますよね。

こんな時に散歩に行ったりすると犬が可愛いので、周りの子供や人が、
撫でようとした時、ガブッと噛み付いたら大変なことになります。

犬種にもよりますが、犬は気分が変わり易いのです。

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犬の噛む力

一体犬の噛む力はどれ位でしょう?

小型犬:瞬間で約100㎏

大型犬:瞬間で約160㎏

人間の噛む力は、約58㎏
大型犬になると、人間の約3倍です。

これで、噛まれたら、ひとたまりもありません。

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損害賠償金

飼い犬が、人を噛んだ場合、責任は飼い主に有ります。

法律に書いてあるんですね。

ひと昔前までは、軽い怪我でしたら、話し合いで住んでいましたが、
最近は訴訟沙汰に発展することもあります。

過失が大きい場合、1000万円を超える事例もあるほどです。

但し、訴訟を起こす事はほとんどないです。

何故ならば、弁護士費用や時間等、かなりな出費と労力がかかるからです。

最近は、犬の損害に対する弁護士費用を賄ってくれる保険もあります。

ほとんどが1億円ですが、最近は無制限も有るようです。

訴訟しやすい環境になってきています。

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万が一、人に噛みつき怪我をさせてしまったら

まず、相手の連絡先や名前を聞き、
そして自分の名前と住所、連絡先をきちんと明示する事が大切です。

怪我をさせてしまったら、病院の手配・子供であれば、保護者に連絡。

出血が酷い時には、救急車なども呼びましょう。

このような、誠心誠意と早い対応が、後々良い方向に行きますので、
素早い対応が望まれます。

最近もありましたが、

犬が赤ちゃんに噛みつき死亡に至ったケースが有りました。

結果、犬は保健所に連れて行かれ、処分になりました。

もちろん、裁判沙汰になっていますが、
大変重い、判決が出るでしょう。

犬も飼い主も不幸になってしまいます。

保険種類と適用保険。

飼い主側

損害保険の適用になります。

個人損害賠償保険という保険です。

単体では、難しいですが、
傷害保険・生命保険や車の保険に付帯する事で補償がつける事ができます。

非常に安い掛け金で、1億円までの補償が多いです。

  最近は、無制限というのも有るようです。

この保険は、他人に損害を与えた時に出る保険です。

傷害保険に、オプションとして一緒に付帯していれば、
飼い主が自分の飼い犬から噛まれた場合でも、
補償の対象になりますから、便利です。

犬の事故以外でも、ショッピングで高価なインテリア等を誤って壊したり、
割ったりした場合も適用になるありがたい保険です。

保険を使うときは、当事者同士で示談を進めず、全て保険会社の指示に従い、
保険会社に任せる事が大切です。

噛まれた側

基本健康保険が適用できます。

※注意、病院によっては、自由診療しか受付していないと、
健康保険での適用を断れる事があります。

本来は、出来るのですが病院側が利益を取りたいが為に、
自由診療を強制する悪徳病院もありますので、そのような場合は

病院を変わった方が良いでしょう。

健康保険なら、3割負担ですので、加害者側の負担も減ります。

万が一、このような事故が発生した場合は落ち着いて、
相手の怪我を手厚く見守る事が大切です。

保険に加入している方は、保険会社に任せましょう。

私が、以前犬を飼っていた時の話ですが、
犬の散歩仲間の知人の犬が、人に噛み付いてしまったのです。

歯が食い込み、犬は噛み付くと引きちぎる感じになる為、
出血も酷かったらしいのですが、通院費用や手術費用なので、
300万円位の費用を払ったと言っていました。

今も、その事で悩んでいます。

噛み付いた部位ににもよりますが、後々後遺症などが残ったり、
傷跡なども残る為、一生の十字架を背負う事になります。

やはり、犬の散歩の時は十分に注意していれば防げることも多いので、
くれぐれもこんな事にならないようにお願いします。

ここまで、読んでくださりありがとうございました。

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