犬と信頼関係の作り方は根気が全てです。

 

飼い主と信頼関係は、普通に接していれば関係が築けるか?っと思うと

答えは、難しいと言えるでしょう。

 

基本的に犬は、群れで行動しリーダーに従う性質を持っています。

この人についていけば、ご飯がもらえる、褒めてもらえるなど。

 

人間との関係は主従関係が、はっきりしている事が重要です。

 

私も愛犬を無視したり、ソファーの上に上らせないようにしたり、

一見かわいそうな事を、一貫してやってきました。

その結果、いい感じなるのです。

 

しつけって、飼い主の強い意志がないと、ダメなんです。

 

愛犬が、人間家族とうまくやっていく為には必要で、このしつけをしたおかげで、

幸せな、犬との共有生活ができたと思っています。

 

これと、同時に犬との信頼関係は同じ位重要です。

 

信頼関係がなければ、しつけも上手く進まないですし、

何より人様に迷惑をかけるかもしれません。

 

じゃれている時も、何かでスイッチが入り、いきなり本気がみをしたりして、

飼い主や人様に怪我をさせる危険性もあります。

 

犬も人間も不幸な事になってしまいます。

 

 

それでは、犬と信頼関係を保つには何をすれば良いのでしょうか?

 

私も、犬を飼い始めた頃は何もわからず、自己流で行動していたと思います。

 

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犬との信頼関係を築く

 

ホールドスティル&マズルコントロール

 

横文字は苦手なのですが、この方法が一番なので説明します。

 

英語ですが、簡単に解釈すると、口元(口吻)に手を当て、抱きしめて制御する。

 

信頼関係が築けて、従属的なカラーに犬がなっています。

犬の背後から犬を抱きしめて、犬が、飼い主に安心して体を預けられるようにする事が、

目的です。

犬が、本来持っている従属的本能を利用するのです。

口元を持って、上下左右に動かすのですが、これをやると、

噛みつかない犬に育てる事ができるようになります。

 

この方法は、生後2ヶ月(幼犬)の時から行うのが理想です。

犬が、抱きしめられる行為になれるまで、1日2〜3回行います。

 

成犬になると、力もありますから中々骨の折れる作業になりますので、

早ければ、早いほどいいです。

里親など、タイミング的には、犬が家に慣れてきたなと思う時期です。

 

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ホールドスティル&マズルコントロールの方法です。

 

  1. 犬の背後に立ち、足の間に犬の背中をいれます。
  2. そのまま、しゃがんで背中を挟むような感じでひざまずきます。(両手は犬の胸に添えるような感じ)
  3. 左手で、口元(マズル)を持ち、右手を胸に添えます。(左手、右手関係なく持ちやすいい方でOK)
  4. マズル(口元)を上下左右などあらゆる方向に動かします。口元(マズル)はしっかり持ってください。注意:この時、話しかけてはいけません。(無言)ゆっくりした気持ちで、実行して下さい。
  5. マズル(口元)をまず、右に、左に、そして上、下、ゆっくり円を描くように回します。
  6. 口の中に手を入れて、触る。
  7. 犬の背後に立って、そっと犬を離して、完了です。

こんな時は?

犬が、必要以上に動いたり、かんしゃくを起こした場合は、

無言で、ぎゅっと犬の体を抱きしめて、マズル(口元)を持って、押さえます。

この時、片方の手は犬の胸に置いてホールドします。

 

必要以上に犬が、抵抗しても絶対に途中でやめてはいけません。

声をかけてもいけません。(また、今度にしましょうねなど)

 

せっかくのしつけが台無しになってしまいます。

犬が、飼い主に素直に言う事を聞いて、抵抗しなくなるところまで、続けなければなりません。

 

これをやっていると、犬をいじめているような気持ちになるかもしれません。

しかし、今後のお利口ちゃんのワンちゃんになる為の、試練と思って頑張って実行して下さい。

 

根気のいる方法ですが、犬のトレーニングスクールは高額です。

また、自宅の場合、ワンちゃんも安心した環境でトレーニングができ、

比較的簡単です。

費用も必要なく、何より飼い主本人が、直接トレーニングする為、第三者が入らず理想的です。

 

飼い主も、ワンちゃんもこの試練を乗り越える事で、ワンちゃんが飼い主に対する、

従属心がついて、心底良かったとなると思います。

 

ここまで、読んでくださりありがとうございました。

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